3番アイアンというクラブはプロでも使用頻度の少ないクラブです。
しかし、難しいクラブに挑戦してみたい、ウッド系のクラブが苦手だから3番アイアンを使ってみたい、そう思うゴルファーも多いでしょう。
この記事では3番アイアンがどんなクラブなのか、また3番アイアンの練習方法なども解説します。
そもそも3番アイアンってどんなクラブ?
3番アイアンはプロでも使っている人がほとんどいないと言われるほど難しいクラブです。
そんな3番アイアンはどんな時に使われるのか解説していきます。
ティーショットから使用
3番アイアンはロングアイアンと呼ばれる部類に入り、飛距離が出るアイアンでもあります。
その為、ティーショットからでも使用することができます。
ドライバーが不要なコースでウッド系が苦手でアイアンが得意な方はティーショットにも使用することができます。
芝の上から使用
距離が残っている2打目にも出番があります。
比較的飛距離が出るクラブですから、ウッド代わりに入れている方もまれにいます。
ウッドよりもアイアンの方が正確に位置を狙いやすい、という方にはおすすめです。
3番アイアンの打ち方正しい打ち方を解説
ボールの位置は?
3番アイアンのゴルフボールの位置の基本は、ミドルアイアンの位置とドライバーの位置の中間の位置が基本になります。
この位置を基準にして、ご自分の打ち方やライに応じて多少左右にずらして見ると良いかと思います。
まずは練習場で3番アイアンの練習をする際に、ご自分の打ち方での理想的なゴルフボールの位置を探してみましょう。
振り方を解説
3番アイアンは長いクラブですので、構えてみると全くボールが上がらないような雰囲気があります。
これを意識してすくいあげるようにして打つとうまく打てません。
あくまで他のアイアンのようにスイングしましょう。
7番アイアンと同じくらいの感覚で打つ
3番アイアンを使用する状況では、グリーンまでかなり距離があるシチュエーションになります。
このようなシチュエーションで3番アイアンを使用すると、つい力の入った打ち方となってしまい、大きなミスショットに発展してしまいます。
どんなゴルフクラブでも共通して言えることですが、クラブの芯でボールを捉えることができたら、力を入れずにスイングしてもしっかりとボールの飛距離は出ます。
3番アイアンはシャフトが長く芯を外してしまいやすいですので、特に力を抜いてスイングすることが大事な打ち方のポイントです。
3番アイアンの目安飛距離とユーティリティとの代用を解説
3番アイアンに飛距離やユーティリティとの代用を解説していきます。
目安の飛距離は?
3番アイアンの目安の飛距離は、5番アイアンの+20ヤードと言われます。
5番アイアンが160ヤードなら180ヤード飛ばすのが目安です。
アマチュアゴルファーで3番アイアンを使うのであれば、200ヤードを飛んだら相当な上級者と言えます。
ユーティリティとの違いや代用方法を解説
3番アイアンは扱いの難しさから、アマチュアでは使用しない方がほとんどです。
しかし、ウッド系のクラブよりアイアンの方が得な方はユーティリティの代用を検討しても良いかもしれません。
近年の3番アイアンはかなり進化しており、昔と比較するとかなり難易度の下がっているものもあります。
アイアンが得意で使ってみたいという人は一度練習してみるとプレーの幅が広がるかもしれません。
3番アイアンの練習方法を紹介
3番アイアンの練習方法を解説していきます。
右足を引いてドローボールを打ってみる
3番アイアンはインサイドから振りぬく感覚が非常に重要なクラブです。
その感覚を養うために、右足を引いて、スイングしてみましょう。
そうすることで、勝手にインサイド軌道のスイングになり、ドローボールを打つことができます。
ミドルアイアンと交互に打つことで感覚が分かる
3番アイアンは他のアイアンと違い、飛距離を出す目的があるクラブです。
そのため、打ち方をドライバー寄りのすくい上げる打ち方にしてしまうことでミスが起こりやすくなります。
こういったミスを防ぐために、7番アイアンや6番アイアンのようなミドルアイアンと同じスイング感覚で振る必要があります。
その感覚を養うためにミドルアイアンンと、3番アイアンを交互に振る練習をしてみると良いでしょう。
まとめ
この記事では3番アイアンについて解説してきました。
プロでも使用頻度の少ないクラブですが、アイアンが得意な方は使用を考えてみても良いでしょう。