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大会レポート

2018年の袖ヶ浦は14番ホールとグリーン周りの難易度がアップ

<p>佐藤信人プロ</p>

佐藤信人プロ

今年のコースセッティングの大きな変更点は2つ。
 1つは14番ホール(464ヤード、パー4)左サイドのラフを刈ったこと。今大会のコースセッティングアドバイザー・佐藤信人プロによれば、
「例年はラフが深いので左に打ってもザザッと止まってOBエリアまで行くことはありませんでした。でも今年はフックめで左傾斜に打ったボールはOBまで行く可能性があります。こぼれたボールがOBまで転がるのはアンフェアなのでそこまではありませんが、ラフが浅いことはティグラウンドからも確認できるのでOBが気になるホールに変わったと思います」。
 ということ。もともとインコースはスコアを伸ばしやすいホールが多い。テレビ中継も13番から始まるので、難しいホールとバーディをとりやすいホールのメリハリをつける意図もあったという。

もう1つはグリーンのカラーが狭くなったこと。150センチ以上あった幅を100センチ弱に縮めた。
「この試合ではグリーンの隅にカップを切るのが常ですが、端にピンがあってもカラーの幅が広かったため、それほど端に感じないという意見がありました。パッと見はわからないかもしれませんが、ピンを狙ったボールがこぼれてもカラーに残ってくれた以前に比べると、今年はラフにこぼれやすくなっている。確実に逃げ場が少なくなっています」

加えて14番と17番ホール(231ヤード、パー3)には観戦を考えた変更も施された。
「たくさんのギャラリーが来ていただける試合なので、なるべくよく見えるようコースにお願いし、14番と17番はティグラウンド後方に回り込めるようにしていただきました。男子プロのショットは横からだと見えないことが多いので…」。
 ティショットがキーポイントになる2つのホールで、ともに間近から後方からのショットが楽しめるようになったというわけだ。

 猛暑に台風と激しい気候変動に苛まれた今年。コースへのダメージも大きく、そのあとがまだ垣間見られたが「ここに来て急速に仕上がりました」と佐藤プロ。スコアをターゲットにセッティングはしていないが、優勝スコアは13~14アンダーあたりと予想する。

14番ホールの左サイド。落ち込んだ先はOBエリアだが、昨年まではラフが深く、打ち込んでもOBまでは行かなかった。ラフを短くしてことで打球によってはOBもあるためティショットにプレッシャーがかかる。

狭くなったグリーン周りのカラー。グリーンの面積はそのままに、カラーの外側部分をラフ化した。これまでカラーに救われていた打球も深いラフにこぼれるようになってしまった。